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    農薬 デラン®フロアブル

    デラン®フロアブル

    デラン®はセラメルク(現BASF)が創製・開発したキノン系殺菌剤です。本剤は昭和35年に日本に導入され、果樹や野菜などの病害を対象に試験を実施し、水和剤(商品名メルクデラン水和剤)が登録を取得、かんきつ、なし、ももなどの果樹を中心に保護殺菌剤として長く使用されてきました。一方、デラン®のフロアブル製剤化について検討した結果、耐雨性に優れることから低薬量で水和剤と同等の高い効果を示すことが判明し、平成4年4月にみかんに登録されました。以後、なし、もも、ぶどう、りんご、うめと果樹への登録拡大を図ってきました。

    デラン®フロアブルの特長
    みかんのそうか病やなしの黒星病などにすぐれた予防効果を示します。
    耐性菌が発達しにくく、他薬剤で効果が低下した菌にも安定した効果を示します。
    フロアブルなので、葉や果実への付着量や耐雨性にすぐれます。
    原体粒径が小さく、作物の表面をくまなく覆うため保護効果にすぐれています。
    散布液調製時に粉立ちがなく、使用しやすいです。

    殺菌剤

    • 有効成分: ジチアノン(PRTR ・1種) - 42.0%
    • 登録番号: 第21816号
    • 性状: 褐色水和性粘稠懸濁液体
    • 毒性: 医薬用外劇物
    • 有効年限: 3年
    • 包装: 500ml×20本
    • ®:BASF社の登録商標

    適用病害と使用方法

    効果・薬害等の注意事項

    • 本剤は分離を防止するため、静置時は粘度が高く、振れば容易に粘度が下がるように処方されているので、必ず振ってから使用してください。
    • 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさけてください。
    • かんきつに使用する場合は次のことに注意してください。
      ①開花期以降のマシン油乳剤との混用散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。また開花期以降に本剤を使用する場合には、マシン油乳剤との散布間隔を30日程度あけてください。
      ②夏期以降の散布は果皮に薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
      ③炭疽病(さび果)に使用する場合は、感染期に約1ヵ月の間隔で発病前に予防的に散布してください。
      ④収穫後長期間貯蔵する中晩柑に使用する場合は、貯蔵中、果皮に斑点が発生することがあるので、散布をさけてください。
    • りんごのモニリア病に使用する場合、多発条件下では所定希釈倍数内の高濃度で使用してください。
    • ハウス栽培のなしに対しては、薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
    • 糖エステル型の浸達性展着剤(アプローチBIなど)の加用は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
    • ぶどうの黒とう病に使用する場合は、発芽前~新梢伸長期に予防的に散布するのが効果的です。ただし新梢伸長期の散布は葉に薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
    • いちごに使用する場合は、新葉に薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
    • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
    • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。

    安全使用上の注意事項

    • 医薬用外劇物。取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
    • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
    • 本剤は皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
    • 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
    • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
    • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさけてください。
    • 夏期高温時の使用をさけてください。
    • 施設内で使用する場合、窓等を開放し十分に換気してから施設内に立ち入ってください。

    魚毒性…水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河 川、湖沼および海域等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。養殖池周辺での使用はさけてください。水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれ があるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具 および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

    保 管…直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温な場所に密栓して保管してください。盗難・紛失の際は、警察に届け出てください。